やっぱりOSSにしたい
1. 中華のDNSが設定されている、2. 中華ドメインからNAS宛アクセスが到達する。この2点だけで十分にオープンソースへ乗り換える理由付けになった。次に、有志の事例として多いオープンソースNASのTrueNASでよいものだろうか? 例えばProxmox上でVMにすることも考えたけれど、複数のVMを動かすほどメモリ量も無いことから(DDR5の64GBへ換装など昨今の高騰事情から考えられない涙)、DXP4800 Plusの実機上TrueNASに最大メモリ容量を割り当てることにした。
そして最後にTrueNASのエディションをどれにするか? という問題。数年前までの従来バージョン(CORE)まではBSD系だったけれど、最近のSCALE(バージョン25以降:Community Edition)ではLinuxに変わってる。せっかくファイルシステムをZFSにするのだから元祖BSDパッケージと考えたものの、詳しくは後述するが筐体設置の独自LEDを光らせる事例がLinux向けモジュール参照前提?だったことからも、SCALEで良かったと思う。そうとはいえ、せっかくだからMuninやlogwatchパッケージをapt installしたいなと思ってもTrueNASでは難しいことは悩ましい。やむを得ないのでSNMP監視するしか無いかな、と考えが落ち着きつつある。
なかなかBIOSにたどり着けなかった
電源ON直後に Ctrl+F12 だけでBIOS表示といった情報が多かったから簡単だと思ってた。しかし、UGREEN NASのバンドルソフト上Linuxで GRUB_TIMEOUT=0 オプションが原因からか、なかなかBIOS表示にたどり着けなかった。
結果的に、GRUBのコマンドライン表示(「c」入力)で遷移できた。
grub> fwsetup
他はTrueNASインストール先のM.2 NVMeを底面スロットに増設(下写真)、HDMIケーブルを筐体背面に接続、キーボードは前面のUSBコネクタに接続。BIOS設定変更後は(上写真)、TrueNASインストールメディアのUSBメモリを背面のUSBコネクタに接続。これだけ条件が揃うことで問題なくインストール画面までたどり着けた。
TrueNAS自体のZFSプール作成やSMBアクセス、ユーザー権限などは多くの有志がホームページ上で公開されてるので情報はそちらにお任せ。
既存のXigmaNASからrobocopy開始しているが、問題なく24時間稼働できている。
truenas_admin@truenas[~]$ arc_summary | head -30
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ZFS Subsystem Report Sat May 23 02:39:00 2026
Linux 6.12.33-production+truenas 2.3.4-1
Machine: truenas (x86_64) 2.3.4-1
ARC status:
Total memory size: 31.1 GiB
Min target size: 3.1 % 996.2 MiB
Max target size: 96.8 % 30.1 GiB
Target size (adaptive): 86.8 % 26.1 GiB
Current size: 86.8 % 26.2 GiB
Free memory size: 1.6 GiB
Available memory size: 520.3 MiB
ARC structural breakdown (current size): 26.2 GiB
Compressed size: 94.2 % 24.6 GiB
Overhead size: 4.0 % 1.1 GiB
Bonus size: 0.3 % 75.5 MiB
Dnode size: 0.8 % 227.3 MiB
Dbuf size: 0.3 % 92.4 MiB
Header size: 0.3 % 73.5 MiB
L2 header size: 0.0 % 0 Bytes
ABD chunk waste size: < 0.1 % 6.6 MiB
ARC types breakdown (compressed + overhead): 25.7 GiB
Data size: 96.3 % 24.7 GiB
Metadata size: 3.7 % 971.9 MiB
ARC states breakdown (compressed + overhead): 25.7 GiB
truenas_admin@truenas[~]$
TrueNASだけでは筐体LEDが期待通り光らない
TrueNASインストールだけでまったく問題無い、と思いしばらく設定していると筐体前面のLEDが純正のように光ってないことに気付いた。これは由々しき事態(笑
しかし有志が既に解決してくれていた…感謝
手順は簡単で、System → Shell実行上でcurl越しにスクリプトダウンロードして実行するだけで済んだ。なお、/etc/ugreen-leds.conf を覗くと分かるけれど、電源、ネットアクセス、ディスク各LEDの明るさ、色が細かく設定できる! 素晴らしい…
# まずZFSプール上に移動
cd /mnt/datastore
# インストールスクリプトをダウンロード&実行
curl -sf https://raw.githubusercontent.com/0x556c79/install_ugreen_leds_controller/main/install_ugreen_leds_controller.sh -o install_ugreen_leds_controller.sh
bash install_ugreen_leds_controller.sh
そして、再起動後も自動起動させるには以下を設定追加しておくのを忘れずに。
System → Advanced Settings → Init/Shutdown Scripts → Add
Type: Command
Command: /bin/bash /mnt/datastore/leds_controller/install_ugreen_leds_controller.sh --yes
When: Post Init
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